私が「結婚式」の仕事に携わるようになったのは十数年前。今までにない結婚情報誌が誕生するというときに、編集とライティングを任されたのがきっかけでした。当時の結婚式といえば、結婚式を提供するホテルや専門式場側主導型。結婚式を挙げるカップルは、何もわからないまま、結婚式を提供する側が勧めるままに、ベルトコンベアーに乗ったような感覚で結婚式をしていたというのが実状でした。一生に一度のイベントなのに、みんなと同じような内容ではつまらない。カップルそれぞれの個性を生かした結婚式ができないか、そんな思いでさまざまなアイデアやノウハウを提供し続けてきた結果、ここ十数年で日本の結婚式事情もずいぶん変わってきたような気がします。結婚式をよりすてきに、準備をより効率良く、無駄な費用はカットして……。結婚式に関してはまったくの素人だった私も今ではいっぱしの専門家に。結婚式を挙げる側と結婚式を提供する側のちょうど中間の立場で、ひとりでも多くの人が満足のいく結婚式を挙げられるようにと、今も日夜奮闘しています。