まず、平服からはじめよう

2011.07.23

政治家や芸能人ではなく、もっと身近な話。「せっかく、きちんとした服を買っても着る場がないよ」という人も多いのではないかと思う。そんな人は、まず一着、平服をあらためることをすすめたい。皆さんも結婚披露宴やパーティ、レセプションなどに招かれる機会があると思う。その招待状にしばしば「平服でお越しください」と記されているが、はて、どうしたものか、と困った経験はないだろうか?平服といっても、普段着ではもちろんないし、普段着ているスーツでもない。ネクタイをすれば十分というわけでもない。平服とは、フォーマル(燕尾服)やセミフォーマル(タキシード)の下に位置する、スーツ姿の最上級のものだ。では具体的にどんなスタイルか、整理してみよう。平服とは、上質無地のダークスーツに白いシャツを合わせ、ネクタイやポケットチーフにピンクや赤を用いて宴に出席し、「祝う気持ち」を込めるのが正しい姿なのだ。ちなみにダークスーツのダークは、ネイビーかチャコールグレイを指す。この場合、黒いスーツは平服というより、くだけた略礼服のような雰囲気になってしまうのでよろしくない。今まで我々は、次のふたつの装いで平服を間に合わせてしまいがちだった。ひとつは、仕事で着ているスーツとシャツ、ネクタイ。大抵の人は「平服」を拡大解釈して、仕事と寸分変わらぬ姿でパーティやレセプションに出席してしまう。もうひとつは、特に結婚式に限られるが、黒ダブルの略礼服。この一着で冠婚葬祭すべてをまかなってしまおうとする発想である。これらは今まではなんとか通用したのだろうが、最近では、きちんと平服を考え、装いに生かす時代に立ち入ってきている。平服をすすめるもうひとつの重要な理由は、たとえば、・クラッシックのコンサートや美術館などに行くとき・ホテルで開かれる同窓会、OB会に行くとき・娘や息子に将来の伴侶ができ、はじめて家族で対面するときちょっとあらたまった場で、平服はあなたをさらに立派に見せてくれる。一着あれば、シャツやネクタイ(スカーフも含む)など、インナーの変化でフォーマル寄りにも、休日服寄りにも、幅広く雰囲気を変えられる。まずは、平服をあらためることからはじめてはいかがだろうか?

[Pick Up]
コナカのスーツ
http://www.konaka.jp/
ボッテガ バッグ
http://www.bottegaveneta.jp/ja_JP/shop-products/Mens/designer-handbags
ボッテガ 公式オンラインストア
http://www.bottegaveneta.jp/ja_JP/shop-products