本来欧米では、花嫁が自分でケーキを作り、列席者に配ったのだといいます。最近、そのようなやり方も増えてきたようです。ところで提案!殊に、和服の花嫁さんへのおすすめです。子宝万頭(大きなおまんじゅうの巾に赤、黄、緑の小さなおまんじゅうがのっている)をケーキ代わりにする案です。半分にカットするときれいですし、「子宝」などという、結婚式には縁起のよいネーミングもよいし、和菓子ならではの雅やかさが和服にうつります。いかにも造りものというケーキ入刀より日本独特のパフォーマンスに思えますが。このとき、司会者が、この菓子の名前のいわれなどをひとこと添えれば、より親切というものです。そして、ウェデイングーケーキにナイフを入れ終わったところで、食事がはじまり、花嫁は、お色なおしのために席を立ちます。お色なおしは、花嫁の式服が本半日無垢ときまっていたので、はなやかさを出すために色ものに着替えたものです。今日のように式服に色ものが多い場合は、お色なおしの必要はないのですが、宴に変化を添える意味と、花嫁を控え室で休息させるために行なうのです。しかし披露宴はファッションショーではないのですから、衣装を何回もとりかえて披露する必要はありません。せいぜい一回に。打掛の場合はカクテルドレスヘ、ウェディングドレスの場合は振袖か訪問着へと、和洋を着替えると見ばえがします。