取り外し入れ歯はどうしてもイヤー

2011.04.12

下の奥歯、二歯欠損のケースです。Dさんは三〇年間、近所の歯科医院にお世話になっていました。そこで「取り外し入れ歯しかない」と言われ、大ショックを受け、寝込んでしまわれたそうです。とても怖がりな患者さんで、「歯医者なんて、おっかなくておっかなくて……」と強い恐怖感を抱いておられました。来院された当初も、とにかく、たえずピクピクしておられるような印象でした。とはいえ、「やっぱり、取り外し入れ歯はどうしてもイヤー・」だったそうです。このようなDさんが治療のために来院されたのは、来院いただいている友人からのご紹介で、その方には、ずっと年賀状や暑中見舞いを差し上げていました。そこに添えてあったインプラントの良さをご説明した文をご覧になってのことでした。ついに一大決心をし、ご来院くださったのです。最初、欠損していた左下6、7番の治療を終えたあと、たいへん満足していただけたようで、続いて、本症例の右下6、7番の欠損していた歯も、インプラントで治療しました。さらに、左上6、7番もインプラント治療を行いました。当初は、あんなに怖がっておられたのに、三度目の手術の際には、「歯を抜くよりも楽たった」とおっしゃっていました。Dさんは、週二回、水泳教室に通っておられ、昔は入れ歯を外すところを人に見られはしないかと心配でしょうがなかったそうです。しかし、今では「全然気にしなくてすむので、とても安心です」とお褒めの言葉もいただきました。